案件概要
長野県伊那建設事務所 発注工事
(国)153号 伊那市 伊那バイパス
一般国道153号は、中京方面から南信地域の主要地を経由し、中信地域に至る重要な幹線道路です。
現道は、交通量が多く市街地およびその周辺地域で慢性的な渋滞が発生しており円滑な交通に支障をきたしている状況です。
このため、バイパス道路を整備し、交通混雑の解消、円滑な走行性の確保を図ることを目的として事業が進められています。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年2月末
本線を横断する用排水路の設置工事を優先に施工しながら本線築造工事準備工をしています。
福島立体跨道橋の鋼橋工場検査は1月末にWeb検査で実施し無事検査合格となりました。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年3月末
本線ランプ工事が始まりました。上部工の架設ヤードを確保しながら施工可能な工事を進めています。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年4月末
道路築造工では本線及びランプの補強土壁の施工が始まり、上部工では第3径間の架設工事が始まりました。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年5月末
福島立体跨道橋のA2架設ヤード(写真奥)、A1架設ヤード(写真手前)で主桁の地組立・桁架設を行い、最後に県道上の中央径間を落し込む形で夜間(1日)
に架設し、橋全体の主桁がつながります。
跨道橋前後の築造工事も順調に進んでいます。狭い工事現場ではありますが、作業の調整をしながら工事を安全に進めています。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年6月末
県道上に架かるJ6~J8の一括架設を7月初旬に控え、地組(主桁4本、対傾構等、合成床版パネル、足場)が完了しました。J5~J6を
通常架設してから、J6~J8間の4主桁を一括架設します。前後の盛土区間の工事も順調に進んでいます。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年7月末
7月初めに県道伊那辰野線上の鋼桁架設を行い、本線が南北で繋がりました。
令和3年7月7日に第三者に対する交通の影響を極力なくすため、県道上の桁について一括架設を夜間施工で行いました。
4主桁2ジョイント分を地組し、足場等を取り付けて約90tになります。吊り上げクレーンは550tクレーンを使用しました。
この作業の様子は地元ケーブルテレビで紹介されました。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年9月上旬
橋梁の床版鉄筋を施工し床版コンクリートを打設します。本橋は鋼製床版パネルを採用しており、型枠を作る工程が省略されるため、
上部工架設完了後の橋面工がスムーズに行えます。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年9月末
橋梁の床版コンクリートの打設か完了しました。県道東側はON,OFFランプの外側の補強土壁が完了しました。
県道西側では供用中のDランプに歩道設置を行うため、反対側のCランプが完成まじかとなってきました。
上の写真で本線の左側がCランプ(ONランプ)、右側の交互通行させている道路がDランプ(OFFランプ)。Cランプに交通を分散させながらDランプの歩道を設置します。
写真の手前がBランプ(OFFランプ)、奥がAランプ(ONランプ)の補強土壁が完成しました。現在、橋梁まで繋がる本線の補強土壁を築造しています。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年10月末
橋梁の地覆部、伸縮装置を施工しています。改良区間では補強土壁が徐々に立ち上がってきました。
今まで、Dランプ(終点側OFFランプ)を暫定交互通行させていましたが、10月末にCランプ(終点側ONランプ)が使用できるようになったため、
両ランプはON・OFFの一方通行に切り替えました。合わせて、仮信号機と道路照明を稼働させています。
今後はDランプの歩道設置を行っていきます。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年11月末
橋梁の壁高欄を施工しています。改良区間引き続き補強土壁の施工と、ランプ分岐部の照明・非常設備用埋設管路を施工しています。
(国)153号と(主)伊那辰野(停)線の交差点部 撮影;令和3年12月末
橋梁の壁高欄が完了し、その上に投物防止柵が設置されました。1月には足場の解体を行い橋面舗装の準備に入ります。改良区間では補強土壁を継続して
施工し、Aランプ(起点側ONランプ)、Bランプ(起点側OFFランプ)の側溝が据え付けられて道型ができてきました。
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野底、上の原地区 撮影;令和3年2月末
野底大橋の床版防水工が完了し、橋面舗装を待つ段階になりました。
市道野底学校線の2号ボックスカルバート前後の道路築造工は残土の搬出と本線の流末処理工を行いました。
野底、上の原地区 撮影;令和3年3月末
野底大橋は無事しゅん工しました。
道路築造工は良質土の搬入を行い2号ボックスカルバート前後の盛土工事を行っています。
野底、上の原地区 撮影;令和3年4月末
2号ボックスカルバート前後の補強土壁工の地盤改良工事を行い3か所ある補強土壁を順次施工していきます。
野底、上の原地区 撮影;令和3年5月末
1号ボックスカルバート(写真奥)、2号ボックスカルバート(写真中央)間の補強土壁工、本線盛土が上がってきたので3号ボックスカルバート(写真手前)の
補強土壁工と本線盛土を今後進めていきます。
野底、上の原地区 撮影;令和3年6月末
補強土壁工、本線盛土が進み1号ボックスカルバートから2号ボックスカルバートの本線が繋がりました。さらに野底大橋に向けて本線盛土を施工します。
野底、上の原地区 撮影;令和3年7月末
1号、2号、3号補強土壁が完了しました。続けて本線の盛土を行います。